しゃけなべいびー雑多

シャケについて真剣に語ります(嘘)

第一子誕生まで! 第2弾 ~ 一時帰還 ~

こんばんは。おはようございます。こんにちは。


つづきです。


その1週間後ぐらいの仕事中に奥さんからメールが届きました。
『あかちゃんが、死んじゃうかも。。』と、
どうやら、出血があったらしく、お腹も冷えているらしい。

典型的な流産の傾向であり、奥さんは会社を早退して自宅で身体を温めておりました。病院に連絡したところ身体を温めて、明日になっても症状が変わらないようでしたら来院くださいとのこと。

そして、翌日、症状がおさまらず産婦人科へいったところ、流産の旨を伝えられ、自然排出で出てこない場合は、手術の必要がある旨を伝えられたそうです。大抵は自然排出で出るので問題はないとのことでした。
実際、2~3日後には自然排出し、一週間後には会社に復帰しております。さらに一週間は体調がすごく悪そうでした。

今にして思えば、僕もメールを受けた時点で、さっさと早退して奥さんの元へ駆けつけてあげればよかったと思います。1日早退しても誰に迷惑がかかるわけでもなく、その日でなければならない案件もなく、上司も話がわかる人だったので。何を思ったのか定時までのん気に仕事をしていた自分に嫌気がさします。
今後、家族関係で早退したいなどの相談を受けた場合は、直ちに帰宅命令をだそうという価値観を植え付けてくれた良い経験になりました。


初めての妊娠は、初期流産となりました。たった5~6週間ほどですが、奥さんと僕に色々な影響を残してくれました。たとえ姿形が形成されていなくとも、この世に生命として存在したからには、何かに影響を及ぼすものだと確信しました。

妊娠、出産を軽く見ていた僕に命の尊さを教えてくれる出来事となりました。

この事があるまで、流産と聞いても身近な感じがせずに他人事でした。軽く調べてみたところ、35歳~39歳の流産率が20%ほどという統計があるようなので、5人に1人は流産してしまうものなのだなと。自分に遭遇する確率はかなりの高確率だと。
また、女性が大変なのだと認識し、奥さんに今まで以上に優しくなれるようになりました。


しばらく、夫婦ともに気分が落ちましたが、
「一時帰還しただけだ。また来るさ!」
という話になり前向きになれました!どっちが言ったか覚えてませんが、前向きになるきっかけになった記憶があります。

で、タイミングを見計らってがんばること半年!


つづく。


では、シャケなベイビー!!